岩本町芸能社からの重大発表、それぞれの思惑について考えてみた
先ほどのブログでも書きました、今回の騒動。
古くからのハイフン（KAT-TUNファン）である母に話したところ、「私たちが受けてきた衝撃に比べればそんなもん」と言われました。
私はまだまだドルヲタとしての経験値が低いようです。
で、冷静になったので、今回の報告に至るまでのそれぞれの思惑について、KAT-TUNの歴史を語る母に相槌を打ちながら考えました。どうやら田口ショックが一番大きかったようです。知らんがな。
ユニバーサルミュージックの思惑
これは単純明快『売れるアイドルの条件』を提示してきました。
確かに、現在人気のアイドルグループはどこも5人以上な気がします。
ユニバーサルミュージック的に欲しいところが『AKBグループ式（メンバーの新陳代謝あり）』なのか『ジャニーズ式（新陳代謝なし）』なのかは不明ですが、ジャニーズ式の方が合理的だと思います。
その辺については、ぎんしゃりさんの記事で分かりやすく説明されています。
岩本町芸能社の思惑
岩本町芸能社の目標は『VR劇場の来場者数世界一』です。
”あんたま”は、その手段として選んだものです。最初はあんずちゃんソロでのお披露目だったものが、初日の反応の悪さを受けて急遽たまきちゃんを投入する、アイドル以外も所属させる必要性を感じ女優部を発足させるなど、今までもある程度の柔軟性をもって運営してきています。
ユニバーサルミュージックから提案されたメンバー増員については、その効果を考えると十分快く採用できる事項だと言えます。
丸茂マネージャーの思惑
一番板挟みな立場は丸茂マネージャーだと思います。
ユニバーサルミュージック・岩本町芸能社の思惑と、あんたま・あんたまにあ・岩本町芸能社er・女優部の気持ちと。
最善策を取ると既存ファンからの不満が出るのは確実です。
でも、今まで応援してきた人たちの気持ちを裏切る行為だからこそ、きちんと説明しなければいけないと。
C92でのあんずちゃんお披露目から今まで、表だってあんたまにあと話をしてきたのは丸茂マネージャーです。あんたまにあの気持ちを一番理解しています。
だから、本当に最善策（メンバー増員）を取って良いのかと疑念が出てしまった。だから信任投票という形をとってしまったのかなと思います。
あんたまの気持ちを考える
今はとにかく辛いでしょうし、怖いでしょう。
アイドルデビューのために頑張る中、同じアイドル研究生だった3人が女優部に転属。
一度失敗してから、やっとの思いで掴んだCDデビュー。
体験会で直接会話し、生放送では必ず名前を呼び、ラジオのお便りを出した人の名前すら読み上げる。あんたまにあに寄り添って歩んできた2人です。既存あんたまにあの期待を裏切る行為を、どうして快く受け入れることができましょうか。
「女優部の3人とやりたい」というのは、自分たちのやりやすさ以外にも、あんたまにあへの配慮があったと思います。
女優部の気持ちを考える
察するに余りある、一番辛い立場だと思います。
アイドル研究生として所属したはずが、女優部への転属。
同期のあんずちゃん・たまきちゃんがCDデビューを決める中、自分たちはレッスンのみでお披露目すらなし、陰で応援する日々が続きました。
12月にようやくお披露目となりましたが、見ているのは全員『あんたまにあ』。大勢が見てくれていますが、自分たちを応援してくれる保証はどこにもありません。
緊張するお披露目の後、多くの人が受け入れてくれたので、一安心できたことでしょう。
「また見たい」「映画楽しみ」等のコメントがどれだけ励みになったことでしょう。
そこへ、突然の今回の報告。
『あんたま』を変えてしまうんです、自分たちが。
当然、あんたまにあからは受け入れられないという意見が上がります。
自分たちの行動ではない部分で、自分たちに関する批判が出るわけです。
なんて理不尽な批判なのでしょうか。
実際に批判されているのは女優部ではなく運営側ですが、自分たちに関することを、冷静に受け流すことができましょうか。
おわりに
既に何名かが言っていますし、ちょうどブログを書いている最中に丸茂マネージャーからもツイートされましたが。
最善手は『あんたま＋女優部の5人でデビュー』だと思います。
古参あんたまにあの一人で、『あんたまにあ』の提唱者である私の感情としては、率直に言えば嫌でしたが。
冷静に今後の事を考えると、今よりもパフォーマンスは良くなる可能性の方が高いですし、何より今はまだデビュー前です。多少の変更なんて、あって当たりまえじゃないですか。女優部の皆も大好きですし。
一番良い形でデビューしてもらって、世界一有名なVRアイドルに向かって走り出して欲しいと思います。
あんずちゃん、たまきちゃん、らっこちゃん、ひなお、ハル姉へ。
とても大きな不安を抱えていると思います。
私一人の言葉でどうにかできるはずがありませんが、
私は5人を応援します。みんな大好きです。特に環ちゃんは大好きです（告白）。
同期で一緒に頑張ってきた5人が、みんなで一緒にデビューできるチャンスです。
信任投票がどちらに転ぶかはわかりませんが、どちらにせよ来年の今頃には笑い話です。
岩本町劇場の来場者数が世界一になったとき、インタビューで今日の話ができるんです。
皆の笑顔が一番輝く活動ができるよう、祈っています。がんばれ。
